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2008年3月 2日 (日)

すごい「実行力」

02788691石田淳著 『すごい「実行力」―「結果」は3日で出る!』

「ものすごく正常ですね」

内科の先生が私の不安の種に触れた瞬間のこの言葉が、私の気分を一瞬にしてプラスに変えてくれました。やっぱり「一瞬にして幸せになる」という体験は存在しますねぇ。
ご心配をおかけしましたが、「これは剣状突起といって、誰にでもある軟骨なんですよ。まったく心配ありませんね」ということです。

ついでに問診をしてもらいましたが、まったく異常は見られない、という健康のお墨付きをもらいました。
そういえば、1ヵ月前に健康診断でレントゲン撮影や血液検査をして、健康を確認していたのでした。もし、手で触れて分かるレベルの悪性のしこりがあれば、そのときに指摘されていたはずですね。
ちなみに「剣状突起」でググッてみたら、私と同じ心配をされていた方がいました。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=656430

最近、体重のコントロールがうまくいき、気持ちよく贅肉がとれてきたので、突起がはっきりと分かるようになってきたのでしょう。私の普段の心がけが確実に実を結んでいるということを逆に証明する結果になりました。

やっぱり、困ったことは起こらない。

困ったことが起こらないと思っていれば、やっぱり困ったことは起こらないのです。
私の心配を一瞬にして拭い去ってくださった先生に心から感謝します。ありがとうございました。

ということで今日の本は、『続ける技術』の石田淳さんの本です。
ものすごく刺激的な本でした。すごく意欲の湧く本です。

成功という結果を得るためには、行動をし続けなければならない。

狙った結果を出すためには、正しい行動を実行しつづけることです。
これこそがまさに成功するために必要な力であり、石田さん言うところの「実行力」なのです。

願望や目標を明確にすることは重要です。それを紙に書けば実現すると言われていますが、現実問題、それだけでは願望は実現しません。実現しやすくなる、くらいに思っていたほうがいいでしょう。
ならば何が必要なのか、ということですが、石田さんは行動をマネジメントすることが重要なのだと強く主張しています。

目標を達成するための必要な行動を決めたなら、どんなことがあってもそれをやり通す。

これが「実行力」になるのですが、そのためにまず必要なことが、
● 動機を明確にする
● 行動を測定する
● 行動を阻害するものを排除する

という環境整備になります。
そして一旦行動し始めたら、継続が問題になりますので、「行動の強化」ということが必要になります。そこで有効なのが、

意識的に自分にご褒美をあげる

というルールを明確にすることです。

石田さんはポイントカードを作れ!と言っています。
期待する行動を実行したり、排除したい行動を我慢できたときは、自分にポイントをあげ、いくつかポイントが貯まったら、自分にご褒美をあげる。こんな仕組みをつくりなさい、ということです。

例えば、健康な肉体をつくるためと時間を有効に使えるようになるために、早起きを実行したい。決めた時間に起きられるようになりたい。と決めたとします。目標とする行動は、朝5時に起床することです。
しかし、なかなか実行できない。
そのときに、朝5時に起きることができたら、自分にポイントを上げます。専用の用紙を用意したり、手帳に記録したりします。何ポイントか貯まったら、自分にご褒美をあげます。
例えば、お気に入りのワインを開けるとか、温泉に行くとか、買いたい本を買うなどなど。自分がちょっとワクワクすることをご褒美にします。
しかし、それだけではなかなか実現できません。そのときに、早起きを阻害している行動をやめることに対しても、ポイントをつけます。
例えば、夜帰宅してから、テレビの電源を入れない、ネットサーフィンをしない、漫画を読まないなどなど。夜更かしてしまう行動に規制をかけます。
そうやって、期待する結果を得るために促進すべき行動と抑制すべき行動を意識して、確実に期待する結果を達成するのです。

これが身につけば、目標を達成する行動が自然と身につきます。

そして、行動することが「やらねば」から「やりたい」という気持ちに変わり、生活事態がどんどん楽しくなっていきます。
これこそアンソニー・ロビンズ言うところの「自動的に目標を達成してしまう自分を創る」ということなのでしょう。
ものすごく刺激的です。今すぐ実行します。

人間に与えられた1日の時間は24時間です。これは誰にでも平等です。私たちは24時間を、何かをして過ごしています。必ず何かをしているのです。

期待する行動を促進しようとすることは、今やっている何かの行動をやめるということです。

自分の24時間の使い方を冷静に振り返ると、理想とする生活を実現するための行動をしている時間が意外に少ないのに驚きます。そして、どうでもいい行動(ぼーっとテレビを見ていたり、惰眠をむさぼっていたり...)が多いのにもがっかりします。

このことを意識して、行動をコントロールし始めれば、毎日がどんどん有意義になっていきます。

石田さんの提案する方法をいくつか身につければ、「結果は3日で出る!」に間違いはないでしょう。

自分の行動パターンを理解し、目的達成のための確実な行動を継続すること。

これが成功の秘訣であることに間違いはありませんね!
(今日は気分がいいので、長文になってしまいました...。)


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コメント

どうも初めまして。


「継続は力なり」という言葉は結構、使い古されていますが
じゃぁ、どうするのかという具体的なアクションが書かれた本は意外となかったかもしれません。
「気合で何とかしろ」という人が大多数ですからね~
本のなかでは「ライバル行動を減らす」というのが新鮮でした。
そう言われてみると、うまく言い訳を作ってネットサーフィンしているような・・・(苦笑)

ではでは、また遊びにきますね~

投稿: ゆきんこ | 2008年4月 5日 (土) 10時50分

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