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2008年2月17日 (日)

スノー・ドーム

02516412アレックス・シアラー著 『スノー・ドーム』

久しぶりに子供と図書館に行きました。
図書館に行くとつい外国文学のコーナーに行ってしまいますね。図書館のビジネス書はかなり古いものが多く、読みたいと思うものは非常に少ないのです。
その点、文学ものはいいですね。発行後何年経っている本でも輝きを失わない本が多いですね。

アレックス・シアラーの本が目に飛び込んできました。
久々にワクワクしながら、アレックス・シアラーワールドを楽しみました。

この本の想定にはちょっとびっくりしました。

よくもこんな展開を考えつくものだと思いましたね。
『世界でたったひとりの子』を読んだときにも思ったのですが、アレックス・シアラーって、現実では起こらないようなことを妙にリアルに表現する天才ですね。
そして、その創り出すワールドに込められたメッセージが非常に強烈です。
人間の存在意義というものを奥の深いところで問いかけてきます。

この本のテーマは、「愛」です。

「愛する」という行為自体の意義をストレートに投げかけてきます。
他人を愛するということはどういうことなのか?
自分を愛するということはどういうことなのか?
そして、そのこと自体にどんな意味があるのか?

「愛する」という行為は本当に人を幸せにするのだろうか?

と私は考えてしまいました。

まあ、そんな疑いや悩みの連続こそが人生なのかな、などと考えていると、生きること自体の意義まで疑わしくなっている自分がいました。

しかし、生きる意味は、今現在はわからなくてもいいのでしょう。いや、わからない方がいいのだと思っています。

生きた結果に意味がついてくる。

ちょっと話が大きくなってしまいましたが、そんな感覚を味わいました。

アレックス・シアラーの本は、ストーリーを楽しむだけでも充分に読む価値があります。
しかし私の場合、いつも読後に深く考え込んでしまいます。
この本はあまり余計なことを考えずに、ゆっくりと、上質な映画を見るようなワクワク感をもって、読書することをおすすめします。
私も一週間かけて、毎晩ちょっとづつ読みすすめました。


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