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2008年2月 5日 (火)

1億稼ぐ!飲食店「週末」起業

41jefkxmnxl__aa240_高樹公一著 『一億稼ぐ飲食店「週末」起業―なぜ私は現役サラリーマンのまま飲食店起業に成功したのか?』

別に飲食店の開業を目論んでいるわけではありませんが、またこんな本を読んでしまいました。

飲食店の経営を学ぶことは、非常に勉強になるのです。

昔から思うのですが、飲食店って、ビジネスのあらゆる要素が凝縮されているんですね。宇井義行さんもそう言っていますが、この本を読むとそのことをさらに確信します。

この本には、サラリーマンとしての地位と収入を確保しながら、飲食店のオーナーになる方法が書かれています。というか、著者の高樹さんの成功体験談が書かれています。

高樹さん曰く「サラリーマンの方が、飲食店のオーナーはやりやすい。」

う~ん、成功した人の話を聞くと確かにそうなのかも知れません。
サラリーマンとしての身分を利用すれば、無収入の立場よりは資金調達はしやすい。自分が現場に入り込む時間がないので、現場責任者への権限委譲が必然的に要求され、マネジメントの基礎が築きやすい。などがそのメリットのようです。

サラリーマンという身分のままでも、フランチャイズのシステムを上手に活用すれば、少ないリスクでビジネスオーナーになれる、成功できる、というのが大きな趣旨です。

しかし、安易に飲食店のオーナーになれると思ってはいけません。(おそらくそんな人はいないと思いますが...)

読み取るべきは、高樹さんがどれほどの苦労をしたか、という点です。

この本を読むと、最初は飲食業の素人だった高樹さんが、いまでは完全なプロになっているのがよくわかります。相当な苦労の末に、飲食業で成功するノウハウを身につけています。ここがポイントです。

その苦労をする覚悟があるのか!ということです。

経営を起動に乗せた今となってみれば、「誰でも乗り越えられる」という感想を持っているかもしれません。しかし、簡単ではなかったはずです。
私としては、飲食業に深く関係し、開店と運営の苦労を知っているからそう思うのかもしれませんが、並大抵の覚悟で始められることではないと思います。この本を読んだあともその考えは変わりません...

高樹さんの教えを否定するわけではないのですが、最初高樹さんが飲食業に取り組もうと思ったときの条件を無視するわけにはいけません。取り組まなければならない必然性があったはずです。大きなマイナスの要因が...
それが成功の原動力であるということを無視して、形だけをまねても、うまくいくとは思えないのです。

何かを取り組むとき、動機の強さがその後の行動と成果を変えます。

強い願望や強烈なマイナス要因(追い詰められた状況)があるからこそ、人は行動し、成長するのだということを理解している必要があるのです。

この人が成功したから、私も成功できる、と安易に考え、猿マネをするだけでは本当の成功は手に入れられない。

ということを理解している人だけが、こういう本を読む資格があるということです。


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コメント

始めまして。
私の本を読んでいただき、ありがとうございます。

ご指摘ごもっとも!
おっしゃる通り、簡単でなく、覚悟が必要な世界です。

文末にもあったかと存じますが、魅力を語るだけでなく、覚悟をもってチャレンジする方を支援する事業を始めました。

投稿: 高樹公一 | 2008年3月 7日 (金) 18時02分

高樹公一さん、はじめまして。
著者自らのコメント大変恐縮です。

私も、飲食店での開業を何度も考えた経験があります。
自分が本当にこの仕事をやりたいのか?という疑問に対する答えが、自分ではやらないという結果になっています。

高樹さんの本を読んで安易に行動を始める人はいないと思いますが、私の素直な感想を書かせていただきました。

今後も是非、志の高い方の支援を続けてください。事業を始めることは、常に不安がつきまといますので、高樹さんのような存在が世の中に必要だと思っています。
よろしくお願いします。

投稿: 成功おたく | 2008年3月 8日 (土) 17時05分

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