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2007年12月16日 (日)

よってこやの秘策

02076909文野直樹著 『よってこやの秘策―二十一世紀に飛躍するニュービジネスモデル』

昨日の宇井さんの本から5年後、飲食業界の流れはどう変わったのだろうか。こんな本を手にしてみた。

「門外不出の成功哲学」

帯に書かれたキャッチコピーはちょっと大袈裟かも...
「よってこや」というラーメンチェーンを経営する大阪王将(現在はイートアンド株式会社と社名変更している)の社長が自社のヒット業態の成功のノウハウを語っているのだが、確かに、自分の店に対する数々の「こだわり」をひしひしと感じる。「よってこや」が他のラーメンチェーンと何が違うのかが、「これでもか!」と表現されている。(でもちょっと、「門外不出」は大袈裟かも...)

繁盛するラーメン屋を創るために、美味しいラーメンをとことんまで追求して、ありとあらゆる「こだわり」を投入しているのだが、この人も繁盛の条件をこんなふうに表現をしている。

また、今の時代、味だけでお客様が店を選ぶわけでもない。味はおいしくて当たりまえ、あとはそこでいかにくつろいで、楽しく食事ができるのか、五感全体で店を評価するような時代だ。それには画一的な店舗イメージを持たれるのは適していないと考えていた。

ここでも「五感」に訴えることの重要性が語られている。

五感に訴えるプロモーション、そのことを広く伝えるためのマーケティング、そして「こだわり」を維持し続けるためのマネジメント。

これらの要素があいまって、繁盛店が生まれる。このことは間違いない。

この本から6年の年月が経っているが、きっとこの法則は変わっていない。いや、きっとずっと前から、このことは実践されてきたのだが、それを意識的に狙って実践している人がいなかったのだ。

遠い昔から成功のための原理原則は変わっていないのだが、それを法則として意識されるためには、人は経験を積み重ねる必要があるということだろう。

文野氏の成功哲学に触れて、そんなことを感じた。

この本では、若くして企業のトップとしての役割を果たしてきた文野氏の苦労と苦悩もふんだんに語られている。多くの人に参考になる成功哲学がいろんな場面で語られているので、飲食業界にかかわりのない人にも、おすすめの一冊だ。


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