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2007年12月21日 (金)

LEAP!

41n6japa9ql__aa240_ スティーブ・ファーバー著 『LEAP!』

究極のリーダーシップを学ぶ7日間の物語。
トム・ピータース・カンパニーの元副社長が書いた、なんともウェットに富んだビジネスストーリーだ。

本書の邦題である「LEAP!」は、跳躍する、飛び越える、胸が高鳴る、といった意味の動詞であり、それとともに本書では、愛(LOVE)、エネルギー(ENERGY)、大胆さ(AUDACITY)、証明(PROOF)の頭文字をつなげたキーワードとしても用いられている。
LEAPは本書の中心であり、またその背景にある「世界を変える」というリーダーシップの基本的なとらえかたが、本書の特徴のひとつになっている。

ということだ。訳者の白川房子さんのあとがきが、あまりにも的を得ているので、そのまま引用してしまう。

『LEAP!』は、単なるリーダーシップ養成の実用書ではない。謎めいたストーリーを絡ませながらリーダーシップ能力を向上させようという工夫が凝らされ、感動的な一冊に仕上がっている。展開もきびきびしていて、ユーモアもあり、病院でのやりとりや全社ミーティングなど山場もいくつかあって、単なるストーリーとして楽しめる。また、登場人物のキャラクターや出来事の組み立てが、長年の著者の経験にもとづいているため、その現実感と興味が読者を飽きさせずに、最後まで引っ張っていく力になっている。

ということだ。これ以上、あまり言うことはない。

確かにこの本を読んでも、リーダーシップの何たるかを学んだという実感はでないだろう。話の展開が謎めいているので、そちらの方に興味が行ってしまい、登場人物たちが一生懸命リーダーシップ論を語ってはいるが、私はかなり上の空だった。

しかし、読み終わったあとに、はたと気づくのだな。
この本で伝えようとした究極のリーダーシップってなんだ?と。

そのために、巻末に『究極のリーダーのためのハンドブック』が添えられているのだ。
ちなみに、そこにはこんなことが書いてある。

L(愛を育てる)
「愛は、“究極のリーダー”にとって、最高のモティベーションだ。」

E(エネルギーを自ら生む出す)
「究極のリーダーは、発電機であり、行動や前進に結びつく強い力である。」

A(大胆さを奮い立たせる)
「大胆とは「常識の限界を勇敢に堂々と無視する」こと。」愛に触発された大胆さは、勇敢で決断力に富む。究極のリーダーは、自分のエゴのためでなく、公共の利益のために大胆になる。勇敢に堂々と実行し、反対する人を驚かす。」

P(立証する)
「あなたが究極のリーダーであることを、言葉と行動で一致していることで証明せよ。正しいことを支援することで証明せよ。数字で測れる形で、また目に見える形で進歩していることにより証明せよ。君自身の体験を通じて証明せよ。はっきり見える成功で証明せよ。大きな失敗で証明せよ。」

結局、学んでしまうのだ。一生懸命学んでしまう。
リーダーシップって何?と自分で疑問を感じ、自分で解答を導き出そうとしてしまう。
そこに著者の狙いがあるということだ。

さすがに計算高い!

まんまと著者の策略にはまって、「究極のリーダーシップって何?」としばし考えること。
これがこの本を読む醍醐味なんだな。


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