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2007年6月10日 (日)

新桃太郎物語

024157150000_1大山克則著 『新桃太郎物語―生きる知恵と活力を育む』

面白い企画の本でした。
桃太郎が鬼退治に出かけるまでの経緯を記し、人生にとっての大切な心がまえを説いていくという、興味深い趣向の成功哲学書。

文章をおもしろくするためにいろんな工夫がされていて、著者の努力を感じる。これはおそらく企業研修などの場で、聞き手に対する配慮をし続けた著者の心遣いなのであろう。
ちょっと拍子抜けの冗談などが織り込まれているが、その辺を理解しながら読むと著者の優しい心遣いを感じることができる。

100ページほどの薄い本だが、この本から得られる教訓は多い。

現実に存在する鬼を退治しようとする前に、自己の心の中に潜む鬼を退治せよ

というのが、この本のテーマだ。

自己の心の中に鬼が存在することを認めること
自己の心の中に存在する鬼とは何か

これを明確にすることで、心の中の鬼が退治され、自己の心に宿る仏の心を知ることができる。
そして、仏の心に従って、行動をすれば、人をひきつける魅力が表現され、多くの協力者を得て、現実の鬼を退治することができる。
そういうことである。

今のあなたは、ほんとうに、我を忘れるくらい真剣に、自分の仕事に打ち込んでいるのか?
それとも、しかたなく、言われるままに働いているのか?
どっちか、考えてみたこたはあるかい?
やっぱり,真剣になっていないと、いいアイデアも、情熱も、湧いてこないんだよ。
そして、真剣にやっている人からみると、たんに自分のためだけだという、小さなケチケチした気持ちで、仕事をしているような人は、インチキに見えることがあるんだよ。
ほんとうに、真剣になれば、自分の評価とか、メリットとかそんなことは、あまり気にならなくなるんだ。
それよりも、最高の納得のいくものを、きちんと作りあげたい、そういった仕事をやってみたい、という情熱にあふれてくるんだ。
だから、そのためには、その人のホンモノ、本当の力を発揮してもらうため、そういったインチキな心を、叩き割ってやることも大きな、愛情であり、必要なことなんだ。
こういった、厳しく叱るという峻厳なある愛も、大切にしようね。

己を見つめること。そして、本気を出すこと。今の自分にもっとも必要な言葉を得ることができた。


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