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2007年6月16日 (土)

そして、彼女は天使になった

516cd1p399l__aa240_キャサリン・アップルゲイト著 hanae*+小津まり子訳 『そして、彼女は天使になった―Dear friend,dear love』

ディスカヴァー・トゥエンティワンの本。13歳の中学生が翻訳した本。美しい装丁の本。
いろいろな期待とともに読み始めた。

「アルはフロリダに住むフツウの高校2年生。最近気になるのは、転校生のサムだ。
あるときアルは、サムからデートの誘いを受ける。こんなにときめいた気持ちになるのは初めて、と喜ぶアル。
しかし、ある日、大親友のイジーがサムに惹かれていることを知る。
そして、イジーは余命数ヶ月の病気におかされつつあった。
不思議な三角関係。そして、アルとイジーの友情のゆくえは?」(帯からの引用)

セカチューを彷彿とさせる内容だった。
私がおじさんのせいだろうか。あまり感情移入できなかった。

よくできたお話だと思うし、感動的なお話でもあると思う。

余命数ヶ月という大親友のために、自分が何をしてあげられるか?
自分が何をするべきなのか?

というテーマは、人生の意味や本当の自分というものを見つめなおすためには、良い題材だと思う。
しかし、あまりにも現実感がないために、遠い世界の作り話、といった冷めた見方をしてしまったようだ。

将来を嘱望されて「これから!」という感覚や淡い恋心といったものを、遠い過去の感情ととらえはじめているおじさんには、いまひとつ楽しめない内容かもしれない。
「感動する力」と「心の若さ」の相関関係を思わずにはいられない。

いくつになっても「感想する力」を失いたくないものだ。


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あの頃、僕は世界が溢れるくらい恋をした。あの時の君の声今でも僕は聞くことができる。僕は生き残ってしまったロミオなんだ。でも、たとえ今この腕に君を感じなくても僕は君を生きていく。この映画「世界の中心で、愛をさけぶ」。もう、公開から3年が経つんですね。いろいろなことを教わったような気がします。 世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション... [続きを読む]

受信: 2007年6月17日 (日) 18時29分

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