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2007年6月17日 (日)

ザ・リーダー

023888890000ライル・サスマン、サム・ディープ、アレックス・スタイバー著 『ザ・リーダー』

リーダーって、つらいね。
リーダーとしての自覚が強ければ強いほど、責任感に支配され、自分を追い込んでしまう。

つまり、僕には、自分がボスだからどんなことでも決めてしまい、自分がボスだからみんなが後ろについてくると考える癖があることがわかったんだ。
実際、部下はついてこようとしていたが、彼らは僕がどこへ向かっているのかを知らず、僕が見ているものを見ていなかった。
だから、僕たちのあいだの距離が開いていき、彼らはやる気をなくしてしまったんだ。

自分が部下である時は、リーダーのこういう発言、態度、行動の問題はよく目に付く。
しかし、いざ自分がリーダーになった時には、すっかりこの問題を忘れてしまうのだ。

それは、自分が責任者であり、意思決定者であるという意識が、「全てをコントロールしなければいけない」というプレッシャーに変わり、周囲の存在を見えなくしてしまうということだ。

崩壊寸前のプロジェクト。問題は山積み、しかし、メンバーは誰も自分の責任だとは思っていない。
それは、ボスであるラリーの「部下は指示に従って動いていればいい」という古いタイプのリーダーシップに起因していた。そのことに気付かないラリーは、悪循環にはまり、日々問題を増やし続けていた。
ついにラリーは、上司に、8日間の休暇を与えられ、リーダーシップについて考えてくるように命ぜられる。
何も変化させられなければ、解雇の憂き目にあうかもしれない。
この状況の中で、ラリーは何にヒントを得て、何を学び、何を変えるのか?

ありがちなビジネスストーリーだ。
『フィッシュ!』『大きな結果をもたらす小さな習慣』といったリーダーシップをテーマに展開されるビジネスストーリーと似た雰囲気を持つ小説。
リーダーシップについての考察が非常にベーシックで、わかりやすい。
気をてらった内容ではないが、それだけ素直に頭に入ってくる。

チームを率いると袋小路に入ることがよくある。
答えは意外に基本的なことにあるのかもしれない。

リーダーシップにお悩みの方に、お勧めの本。肩の力を抜いて、素直な気持ちで読むと得るものは多いかもしれない。


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