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2007年5月26日 (土)

きっと「イエス」と言ってもらえる

024247770000シェリー・ブレンディ著 『きっと「イエス」と言ってもらえる―脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン』

自分にはこれがない。あれがないと考えるのではなく、自分がもっているもののことを考えましょう。そして、ベストを尽くすのです。わたしはそうやってきました。

生まれながらの脳性まひのため、手足が不自由で、言葉がうまく話せない。誰もが働くことは無理だと言ったが、彼は決してあきらめず、長年にわたり売上ナンバーワンを誇るセールスマンになった。
彼の名前は、ビル・ポーター。

他人がそれを大きな障害だと思っても、自分がそう思わなければ、障害など存在しない。自分の価値を認め、自分の力を信じ、自分ができることに全力を注ぐ。

自分ができると信じたことをあきらめずに追求するビルの姿は、自分の決めた小さな枠の中でがんじがらめになっている健常な人たちに多くの示唆と希望の光を与えてくれる。

うまくできないことがらのひとつやふたつぐらい、だれにでもあるはずだ。ただビルとはちがって、欠いている能力が見た目にはわかりにくいというだけの話。
たとえば身体的なものではなく、精神的な能力の欠如かもしれない。その場合は、当の本人が障害を作り出していることが多い。そして、往々にして、みずから招いた精神的な障害は、身体的な障害よりも乗り越えることがむずかしい。

ビルとともに長年仕事をし、ビルを支え、ビルに支えられている著者の言葉は、非常に説得力がある。

神は、ビルに身体的な障害を与える代わりに、強靭な精神力を与えた。それは、人生を豊かにするための充分な条件だったのだ。

自分に与えられた能力を充分に発揮し、自分を豊かにし、周囲をも豊かにする

これこそが、成功のかたちである確信した。

手足が思うように動かなくても、言葉が不自由であっても、ビルの能力を認め、人としての尊厳を与え続けたビルの母親、アイリーンに心から敬意を表さずにはいられない。

恵まれた自分の境遇に感謝する機会を与えてくれる一冊だった。


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