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2007年2月18日 (日)

3歳で、ぼくは路上に捨てられた

026072650000ティム・ゲナール著 『3歳でぼくは路上に捨てられた』

何気なく生活していることが実は非常に貴重であると感じる。
普通に生活できることの幸せを感じ取る感性が必要だとつくづく思う。
家族があること、仕事があること、健康に生きていられることに本当に感謝だ。

「生きているだけで可能性がある」

もし、今がどんなに不遇な環境であったとしても、生きていれば必ず解消できる。
生きたいという気持ちと、良くしたいという希望がある限り、人は美しく生きていける。

神様は、僕らが何かにつまづいて転んだ姿ではなく、そこから立ち上がろうとするする姿を見てくださる。
人が何時間、何日、何ヵ月、何年もかけて人知れず努力を重ね、少しでも良い方向を目指そうとするとき、神様は一緒にいてくださる。
そんな努力をしている人々はこの世界の宝物であり、そうした世界中の心の友は、ひとりひとりがぼくらの心の中で灯火となって輝く。

こんな美しい言葉に出会える素晴らしい一冊だ。

3歳の時に実の母親によって電柱に縛り付けられ捨てられ、5歳の時に実の父親に暴行を受け全身骨折をする。
その後、病院、孤児院、少年院と渡り歩き、ついには少年院を脱走し、ホームレスへと。
生きるために何でもやったこの少年が、温かい心を持つ人々と出会うことで愛に目覚めていく。

世にもまれな不幸な少年のお話、と面白いフィクションを見るが如く、興味本位だけで読み飛ばすことも出来る。読みながら「この少年の行く末はどうなるのだろうか?」「きっと、ハッピーエンドが待っているんだろうな」とふっと思ったが、これは実話なのだ。

この実話を公表した著者の勇気とメッセージを受け止めずにはいられない。
なぜ、こんな目にあいながらも「生」をまっとうしようとするのか?
決して人に誇れるような話ばかりではない。

消してしまいたいような過去があっても、きちんと向き合い、自分が今現在生きていることの意味を認識する。

この著者の生き方こそが、意義のある人生の過ごし方であると感じた。
平凡であることの幸せ、今生きていられることの幸せ、を実感できる貴重な時間を与えてもらった。

この本の著者と、私の両親、私の家族に深い感謝があふれでてきた。


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コメント

こんにちは。TBありがとうございます。
衝撃的な本でした。しかも、彼がきちんと
自分の人生を歩いていることにも感動でした^^

投稿: へーゼル☆ナッツ | 2007年2月19日 (月) 10時14分

へーゼル☆ナッツさん、ご訪問ありがとうございます。

かなり衝撃的な内容でした。
彼の歩んできた人生の苦悩を思うと、自分の抱えている悩みなんて、「へ」でもないな。という感じになりました。

見習って、より強く生きたいですね。
コメントありがとうございました。

投稿: 成功おたく | 2007年2月19日 (月) 19時58分

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フランスで50万部のベストセラー!奇跡的に愛を取り戻した少年の物語。3歳で、ぼくは路上に捨てられた2005.11/単行本319p ◇内容◇3歳:母親に捨てられる 5歳:父親に殴り殺されそうになる その後、障害を負ったまま、2年半の闘病生活。7歳:子供市場へ10歳:...... [続きを読む]

受信: 2007年2月19日 (月) 10時13分

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