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2006年10月 5日 (木)

リーダーのためのとっておきのスキル

026269450000石田淳著 小阪裕司監修 『リーダーのためのとっておきのスキル たった2週間で「できる社員」をつくる!』

新しい時代の新しいマネジメントスキル。

非常にコンパクトにまとまっている。
もともとそんなに厚い本ではないが、そのうち前半の半分はマネジメントに対する考え方を変えるための頭の切り替えを促す内容で、具体的なスキルを説明する部分は非常に短い。
しかし、スキルは薄っぺらなものではない。
今までのいろいろなマネジメントスキルが統合された、非常に実践的な内容と言えるだろう。

行動科学はもともと、従来のマネジメントに人間の心理に対する洞察を加えた非常に人間味のあるマネジメント手法だ。
人の行動の源泉になる心理を捉え、自発的な行動を促すというのがその狙いである。
石田さんの狙いも基本的には、同じなのだが、そこにはトヨタ生産方式を思わせる作業分析を導入したり、大脳生理学の知識を応用した頭を「快」に導く手法を取り入れたりと、より実践的な内容になっている。

学者が考えた机上の論理ではなく、現実のビジネスの現場からでた泥臭さを感じる。

多くの会社はマネジメントと組織論を混同しているのではないでしょうか。あるいは心理学的なマネジメントを盲信し、本来進むべき道を失っているのではないでしょうか。

闇雲に精神論に頼ったり、ただひたすら行動を律することに専念するマネジャーには、目からウロコの書であることは間違いない。
もちろん人を「やる気」にさせ、自発的な行動を継続させるということは、一朝一夕には成し遂げられることではないが、この本のスキルの成果は十分に期待できるだろう。

たった2週間で「できる社員」を作れるかどうかは、マネジメントをするべきリーダー自体が、マネジメントに関するパラダイムを整理し、自分のとるべき行動を理解できているかどうかにかかっている、と言えるだろう。

小阪裕司ファンにも、おすすめの一冊。


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