« リーダーのためのとっておきのスキル | トップページ | 検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! »

2006年10月 9日 (月)

繁盛の天才 2時間の教え

025763080000大久保一彦著 『繁盛の天才 2時間の教え―127人の店長を成功させた』

「脳ポイント」を刺激する。

顧客に強烈なインパクト与え、感覚を麻痺させ、とりこにする禁断のテクニック。
相変わらずの大久保節が炸裂している鮮烈な内容だ。
飲食店を繁盛に導く大久保理論が、科学的な根拠を得て、さらに確信を深めている。

ある繁盛店では、つけ麺に、レンゲ大さじ山盛り二杯のグリタミン酸ナトリウムを入れているようです。すごいナトリウムの摂取です。それを感じさせないために、ごわごわの太い麺、酸味、辛味、そして、しゃきしゃきのもやしが大盛りで入っています。
そうすることで、舌感塩度を下げ、一気にナトリウムを摂取させ、脳に刺激を極限に与えるのです。最後に仕上げにスープを飲み干させるのです。
「うんめぇー!!」
店内かしこで聞こえる、この言葉が、お客様を虜にしていることを物語っています。

恐ろしいテクニックが満載されている。

しかし、大久保さんは、決してこのことを推進しているわけではない。
人が料理を「うまい!」と感じる感覚は、いかようにもコントロールできる。そのことを熟知し、それを演出するテクニックを駆使すれば、確実に店は繁盛する。とは言うものの、最後にはきちんと問題提起をしている。

「脳ポイント」を刺激するのが習慣になっている場合、食習慣を改善しなければならない。それこそが、「本物のおいしさ」を知るきっかけとなるんだ。すでに欧米ではこのステージに入っている。
そのためには、店主が伝道師となって、「食の大切さ」をお客様に伝えなければならないんだ。これは飲食店に限らない。どの業界であれ、今だからこそお客様に伝えなければならないテーマがあるはずだ。それを見つけて、伝えるのが、これからの個人の役割なのだ。

「繁盛」ということを研究しつくしたからこそ、行き着いた大久保さんの結論。

大久保さんには、食を提供する人たちが向かうべき次のステージがはっきりと見えているようだ。


続きを読む...





|

« リーダーのためのとっておきのスキル | トップページ | 検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 繁盛の天才 2時間の教え:

« リーダーのためのとっておきのスキル | トップページ | 検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! »