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2006年9月15日 (金)

マネするマーケティング

024129590000岡本吏郎著 『マネするマーケティング』

ちょっと懐かしいマーケティングの本シリーズ第一弾。
2年ぶりに手にしてみた。手にしたときは、懐かしい感じがしたが、読み始めると新鮮だった。

神田昌典氏のエモーショナル・マーケティングのブームの絶頂期に書かれた本だ。猫も杓子もエモーショナルになりつつある風潮を、岡本さんならではの、厳しい視点で斬ったのがこの本だったことを記憶している。

中小企業のマーケティングは「マネ」が基本であると問いながら、「マネ」にも技術があると説く。
さらに、「マネする技術」を身につけるためには、経営に対する基本的な姿勢ができていなければならない、と岡本さんらしい展開がされていく。
そういう意味で、この本は手法を語る実践書の形をとりながらも、岡本さんは「思想書」であると語る。

この本には、集客に関するいろいろなテクニックが披露されている。
非常に参考になる。
2年以上前に書かれた本だから、今となっては目新しいものはない。
しかし、岡本さんのすごいところは、なぜこのテクニックが効くのかを親切に解説してくれているところだ。
成功の構造が推測できるように書いてくれている。

人類最大の効果的市場戦略。それはマネをすることです。
ただし、「猿マネ」はいけません。
特に、私たちの社会は「複雑系」の性質が強くなっています。
それは、市場が心理的性質を強めていることにつながります。
おかげで、お客さんは単純な売り込みには乗らなくなりました。
そういう状況下で私たちがマネをするのは、構造やアイデアです。
紙や色や字の形やキャッチコピーをマネするのではなく、構造やアイデアをマネます。
実際に、有名映画監督やミュージシャンもそうしているわけです。
そして、その構造やアイデアを盗む方法を知るために「物語」について見てきました。

岡本さんがこの本の内容を明確にまとめてくれている。
このことを肝に銘じたい。

猿マネをして、「やったことがすぐ効果がでない」と嘆く愚かしさを深く感じとった。
成功の構造を理解していれば、自分のやったことがすぐに効果が出なくても、自分を信じて、行動をし続けることができる。
それが、経営に対する根本的な考え方を変えてくれるし、強固なものにしてくれる。

やっぱりこの本は思想書だった。
以前読んだときには、ここまで感じ取れなかった気がする。

岡本さんのクールな視点に感謝をするとともに、「読み直そう」と決心した自分の直感にも感謝!


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