富を手にする「ただひとつ」の法則
ウォルト・D・ワトルズ著 『富を手にする「ただひとつ」の法則』
ココログのメンテナンスが長く、2日間も更新ができなかった。しかし、これで、「アクセスに時間がかかる」などの問題が解決されるということだから、それはそれでいいことだろう。
ところで今日の本は、ちょっと難しかった。
正直言って、あまりすんなりと頭の中に入ってこなかった。
「富を手にする<確実な方法>」「始原物質」「混沌物質」「思考する物質」など、断片的な単語が頭に残っているが、結局、何をすればいいのかが頭に残らなかった感じだ。
結局、自分の欲するものを鮮明にイメージして、目の前のやるべきことに集中して、懸命に努力し続ける、ということなのだろうか。
それが「富を手にする<確実な方法>」ということなのだろうか。
「科学的な手法」を説いた「実践書」である、と著者は再三語っている。
イメージしたことが確実に実現することを説いた「実践書」という解釈でいいのだろうか。
100年前には、著者の主張はきっと誰にも受け入れられなかったのだろう。
フロイトもマーフィーもナポレオン・ヒルも存在しない時代に、このことを説いたことに意味があるのだろう。
そんな感じかな。
印象に残った文章
実のところ、創造力をはたらかせるなら、急ぐ必要はまったくありません。機会はいくらでもあるからです。
競争心を捨ててしまえば、性急に行動する必要がないことがわかるでしょう。あなたの望んだものを奪おうとする人など、どこにもいないのです。それはつまり、すべての人にとって充分なものがあるからです。ある場所がだれかに取られたら、いずれ別のもっとよい場所があなたに用意されるでしょう。
時間はたっぷりあるのです。迷っているなら待つことです。今一度、あなたの描いたイメージをじっくり考えてみてください。決意と確信を深め、どんなときでも―たとえ不安と優柔不断の気持ちが満ちたときでも―感謝の気持ちを忘れないようにしてください。
この世の富は無限だ、奪い合うことではなく、創造することに意識を集中しなさい、ということだと理解した。
それにしても「富を手にする<確実な方法>」という言葉だけが、やけに記憶に残る。
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