口コミ伝染病
神田昌典著 『口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム』
久しぶりに読んだ。なぜか読みたくなった。定期的に読みたくなる。
これが神田本のなんとも不思議な力だ。
この本には顧客を熱狂的なファンにして、口コミを振りまく優秀な営業マンに仕立て上げる科学的な方法が書いてある。
ここでのポイントはやはり、「パラダイム・シフト」だと感じた。
『売り込まなくても売れる!』の高確率セールスに触発されて、いやなお客はあえて切り捨てろという「パラダイム・シフト」を提唱し、殿様バッタのセールスを広く世に知らしめた神田氏は、この本では優良顧客を営業マンにしてしまえという、発想の転換を示している。
発想の転換、パラダイム・シフトは、はまると本当に気持ちがいい。
「そうか、そんな手があったのか!」と快哉を叫んでしまう。
これが神田本の大きな魅力であろう。
さらに、神田本は読み手のイメージを大きく膨らませてくれるという特徴がある。
読んでいるうちに、脳が勝手に動き出していくのだ。
神田ワールドにどっぷりと浸かりながら、自分の置かれている環境の中での応用例のイメージがどんどん膨らみはじめるのだ。
これは、読み手の感情を意識した神田氏の巧みな手法によるものなのだろう。
頭がリラックスするような文体、イメージングを誘う具体例、絶妙のタイミングで繰り出される適切な質問。
これらがすべて機能して、読み手の心を離さない、魅力的な神田ワールドが出来上がっている。
この本の手法はすでに世に広く知れわたってしまったため、そのまま使えるものはもうないかもしれない。
しかし、発想の仕方は非常に参考になる。
また、人の心理というものの普遍性に焦点を当てれば、参考になる箇所は山のようにある。
神田氏の成功の軌跡を読み取るだけでも、この本には価値があると思う。
(ちょっと、褒め過ぎたかな...)
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コメント
いつも面白いブログ ありがとう。神田先生のこの本も本当に名著で参考になったけど、最近話題の 客が客を呼ぶ集団感染のスゴイ仕掛けって本。これコミュニティ、職域等で どんなふうにして 口コミ伝染を培養させるか詳しかったね。特に、コミュニティによって 集団感染菌の増殖が全くちがうんだね。
投稿: 神田ファン | 2007年3月 1日 (木) 16時49分
コメントありがとうございます。
『客が客を呼ぶ集団感染のスゴイ仕掛け』
探してみます。
投稿: 成功おたく | 2007年3月 4日 (日) 09時06分