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2006年7月24日 (月)

人生の旋律

406212495501 神田昌典著 『人生の旋律  死の直前、老賢人は何を教えたのか?』

今回は、一見ビジネスに関係がないように思える戦中・戦後の歴史がテーマである。そこで、さくさく金儲けをしたい、という方にとっては、なぜもってまわってこんな昔話を聴かなければならないのだろうと、七面倒くさく感じるかもしれない。しかし私は、きわめて現実的な理由によって、この本を書いている。戦争を知ることは、これからの10年を生きるうえで、とても大事なヒント与えてくれるからだ。

神田氏の冒頭のこの言葉を頼りに、戦中・戦後の時代の中で、多くの成功と挫折を経験した近藤藤太の生き様を描いたこの小説を読みすすめた。

神田氏が語るように、確かにこの話は現代を生きる私たちにとって、現実味が薄い。
「こんな時代があり、こんな生き様をした歴史上の人物がいたのだ」という知的好奇心を満たす役割しかないのではないかと思う。
正直言って、『成功者の告白』のような現実的な共感は得られない。
主人公に自分が成りきって、話の中に入り込む感覚はない。

しかし、神田氏は言うのだ。「とても大事なヒントがある」と。

めまぐるしく価値観が変わる現実の中で、その変わる価値観を利用して、成功した近藤藤太。
また、変わる価値観に翻弄され、全てを失った近藤藤太。
全てを失って、また自分を変えることによって、有終の美を飾った近藤藤太。
そこから、何を学ぶかは、自分次第ということなのであろう。

「パターンを知れば、パターンにはまることから抜け出ることができる」

神田氏の持論が、そのヒントか?

神田氏に大きな課題をもらった気がした一冊だった。


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» 人生の旋律 神田昌典 [じゃがポックルを探せ!]
人生の旋律この本、映画にしてくれ〜〜〜。って読み終わってスグ思いましたね。路線は違うと思いますが、映画「君に読む物語」だったっけ?ああいう物語を読んでいるような、そんな雰囲気の映画にならないかな?コンドウトウタさんからのインタビューを元に著者が物語風に...... [続きを読む]

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