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2006年7月 8日 (土)

人生計画の立て方

025743110000本多静六著 『人生計画の立て方』

もう一冊読んでみた。

多くの人が、手っ取り早く儲けてやろう考えている現実にこそ、こういう骨太な哲学が必要なのではないかと感じます。

帯の本田健さんの言葉に惹かれて購入した。
出版者のプロモーションに乗せられたということなのだろうが、こういう誘いには乗ってみるものだ。
読んでよかった。

この本は、スローライフの奨めだ。
人生を長いスパンで考えて、その期間の中で自分が何をすべきなのかを考えさせてくれる、優れた哲学書だ。

世の中の多くの人が豊かな生活を目指して、金持ちを目指す。金儲けに執心する。
多くの場合、豊かな生活を物質的な欲望が満たすことだと定義し、それを叶える手段としてお金を儲けたがる。
しかし、そのことを目指す中で、それを満たすことが本当の豊かさであるかどうかという迷いが生じる。
その迷いが大きければ大きいほど、行動は抑制され、時間が浪費される。
そこに、人生の目的が欠けているのだ。

何故、お金が必要なのかという命題に対する答えが短絡的なのだ。

だから、挫折をしてしまう。

自分が何を成すために生きているのかという認識なく生きることが、いかに人生の成功を遠ざけるかを感じる。
本多静六氏は、人生を15年単位で区切り、その期間の中で自分が何をすべきなのかを明確に決定し、その目標を前提に、年毎、月毎、日毎の行動を決めている。
もちろん、人生が思い通り、計画通りに進まないことも熟知しているから、軌道修正も頻繁に行なう。
ただし、人生の目的はずらさない。

毎日を漠然と、流されるままに過ごすのではなく、明確な意思のもとに、確実に生活をコントロールする。
そして、成すべき志のために必要なだけのお金を稼ぎ出している。
死に際して、自分が歩んできた人生を悔いることはない。
思い通りの人生を生きたことを誇りに感じながら、人生の幕を閉じる。

何人も死に直面しては、もはや富も、権力も、栄も、虚栄もない。
死は実に人間最終の真・善・美だ。

美学のある人生。

これを目指したいものだ。


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