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2006年6月 2日 (金)

シャチのシャムー、人づきあいを教える

415208445609ケン・ブランチャード著 『シャチのシャムー、人づきあいを教える―ポジティブな人間関係の驚くべきパワー』

『1分間マネジャー』の発展版。
「良い気分の部下は良い仕事をする」を強調したマネジメントの教科書だ。20年以上前に書かれ、今尚その輝きを失わない『1分間マネジャー』。その教えを、より具体的にした内容が本書では展開されている。

体重5トンを越える海の猛獣シャチに芸を教え込む、シーワールドのトレーナーのノウハウにマネジメントの極意を感じとる感性は、さすがケン・ブランチャードと言わざるを得ない。

その中でも、この発言が特に興味深い。

今の世の中では、テクノロジーであれ、サービス改善であれ、価格戦略であれ、新しいビジネスのアイデアはまたたく間に知れわたって、競合相手からコピーされてしまうでしょう。
ということは、あなたの会社の本当の競争力というのは社員との人間関係しかない、ということなんですよ。もし社員があなたを信頼し、尊敬し、会社の目標に共感すれば、彼らはお客様を喜ばせようとするものよ。こうなれば、他の要素―商品の品質とか、価格とか、マーケティングとか、納期とか―に問題がなければ、もうかなう相手はいないわ。
競争相手が唯一あなたの会社から盗むことのできないもの、それはあなたと社員との人間関係、そして、その社員とお客様との人間関係なのよ

いつでも人的資源の有効活用を最優先と唱える、ブランチャード氏らしいこの意見に深く賛同する。

そして、その良き人間関係を築く最大のコツが"よくできました"マネジメントであるという。
この本には、「1分間目標設定」「1分間称賛法」「1分間叱責法」をより具体的に実践する知恵があふれている。

褒めることが人のやる気を喚起し、人間関係を良くするコツだと知りつつ、"だめじゃないか"マネジメントにいつも陥るすべてのマネジャーに多くの示唆を与えてくれることだろう。


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