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2006年6月 1日 (木)

華麗なる騙しのテクニック

475721005109フランク・W・アバグネイル著 『世界No.1の詐欺師が教える 華麗なる騙しのテクニック』

私はこの本をどうして手にとったのだろうか?

この本の著者は、16歳から21歳までの5年間で2百50万ドルを騙し取った詐欺の天才だ。その後、御用となるが、4年間の刑務所暮らしのあと、改心し、紆余曲折を経て、企業のセキュリティレベルを上げるコンサルタントとして成功した人物。

こういう経歴の人が書いたこの本は、ありとあらゆる詐欺の手口が列挙されている。
アメリカと日本では、文化が違うため、うまく理解できないことも多いが、本を読みすすめるうちに、「自分もできるんじゃないか」という気分になるので、ちょっと危険だ。
しかし、騙す人の考え方と騙される人の心理が非常によく理解できる。

「騙すほうも悪いが、騙されるほうも悪い」とよく言われるが、やっぱり騙す人間が悪い。
騙す人間には悪意がある。騙されるのは油断があるからだと言われるが、油断を誘っているのは騙すほうだ。
と主張しても、騙す人間がいなくなるわけはない。
結局は自己防衛しかないのだ。

騙されたくない。しかし、騙されることを前提に生きたくもない。

そこには感性が必要なのだろう。
感性を磨くためには、知性を育てることが必要だ。
詐欺師と同レベルの知識、思考力、観察力が身につけば、研ぎ澄まされた感性を身につけることができるのだろう。
他人を信じるということは、自分を信じることなのだ。

しかし、この本の第1章で語られている著者の半生、苦悩の歴史には感じることがある。
自分の才能をどのように活かすかで、人生は地獄にもなり、パラダイスにもなるということを。「生き方を変えるということは、こういうことなんだな」と真剣に思った。
自分の才能をプラスにとらえた時に、人生は一気に開花するというモデルを見せてもらった。

この本を手にしたのは、コールドリーディングの本に触発されたことは言うまでもない。
人を騙すことが目的でも、励ますことが目的でも、人から信頼されなければ目的は果たせない。
そのためのモデルは、あらゆる方面から学ぶ必要がある、ということを私の直感がとらえた結果だったのだ。


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コメント

成功おたくさん、ご無沙汰しています。
私は未だブログ放置状態です(^^;

著者のアバグネイルはレオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスの映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のモデルになった人です。もしまだご覧になられていなければ是非ご覧下さい。とても実話とは思えません。

投稿: HIDE | 2006年6月 7日 (水) 12時55分

HIDEさん、お久しぶりです。

その映画は、「あとがき」にも紹介されていました。
HIDEさんは見られているのですね。さすがですね。
私も、是非見てみます。

最近、ブログのスタイルを変更しました。
誰かに本の紹介をするというよりは、自分の中で感じたことのみを自分のために書き残しておく、というスタイルにしました。
一日一冊の読書量は崩さないための方策と割り切って、ブログを再開しました。

読み手を意識していませんので、読みづらい内容かと思いますが、今後もよろしくお願いします。

投稿: 成功おたく | 2006年6月 7日 (水) 17時58分

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