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2006年5月28日 (日)

イット・ワークス

025354430000 RHJ著、三浦哲訳・解説『イット・ワークス  夢をかなえる赤い本』

内容は、今時ありがちな潜在意識活用形の願望実現のための手引書。要するに、目標を明確にして、紙に書き出し、毎日唱えていれば、確実に願望は実現するという、今時よくみかける内容だ。

『他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい』で知られる訳者の三浦哲氏は、この本の重要性を、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』の10年以上も前に書かれたことに置いている。
つまり、「この本がすべての願望実現の手引書の原典である。」という位置付けだ。
それだけに純粋で混じりけのない、オリジナリティ、そしてリアリティを感じるということだ。

確かに、その通りかも知れない。
言葉には言い表せない情熱というか、迫力がある。行間に説得力を感じる。
私をして「もう一度やってみよう」という気持ちにさせてくれた。

しかし何より感心したのは、この訳書のコンセプトだ。
「英語の原書を読んで、より理解を深めよう」というコンセプト。

見事だと思う。
誰でも心の中に、お金持ちになりたい。欲しいものを手に入れたいという願望がある。
それが最近の億万長者ブームの現れだろう。
いかに、『It Works』の内容が優れているといっても、この薄い本をただ単に翻訳するだけでは、数多くの自己啓発書の中に埋もれてしまうことは自明の理だ。
しかし、三浦氏のすごいところは、そこに「英語が理解できるようになりたい、話せるようになりたい」という日本人のほとんどの人が潜在的に持っている願望を結びつけたところだろう。

「英語を話せるようになりたいが、実現しない」
は多くの人たちが抱える問題であることは間違いない。
そこに差し迫った必要性がないから、「英語が話せるようになる」という願望が実現しないのだろう。
そこに、「英語が読めるようになると、金持ちになれますよ」というコンセプトが出現すると多くの人は興味を示す。
英語を理解する必然性を感じ始め、トライを決意するのだ。
そして、この本を買い、英語にチャレンジし始める。
(挫折する人の数のほうが圧倒的多数であると思うが、何人かは成功者となるであろう。)
素晴らしい発想、アイデアだと感心した。

億万長者になりたいという経済的な願望実現というテーマと英語を理解できるようになりたいという理知的な願望実現のテーマを組み合わせて、新しい分野の自己啓発書の領域を作り上げている三浦氏に敬意を表したい。


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