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2005年12月31日 (土)

34丁目の奇跡

4751521926ヴァレンタイン・デイヴィス著『34丁目の奇跡』

今年最後の書評は、この本です。

サンタクロースそっくりの風貌の老人クリス・クリングルが、自分をサンタクロースだと主張することで巻き起こるすったもんだの騒動を描いた感動ストーリーです。
読むタイミングとしてはちょっと遅かったような気がしますが、クリスマスだから読むという作品ではなかったですね。今年最後に、この本に出会えたことを心から感謝します。

テーマは、「信じることが奇跡を起こす」
サンタクロースの存在を信じることは馬鹿げたことだと私も思います。
証拠がない。科学的な根拠がない。しかし、存在しないことも証明されていない。だったら、「いる」と信じることになんら罪はない。いやむしろ、「いる」と信じることから多くの奇跡が生まれてくるとしたら、信じることのパワーを感じずにはいられない。
こんな思いを描かせてもらいました。

私が鳥肌の立った文章を紹介します。

「信じる気持ちは常識を超えるのよ」
それはフレッドの言葉だった。言いつつ、ドリスは、今、その意味を噛みしめた。だが、スーザンにはそんな難しいことはわからない。
「心から信じなかったら、何も実現しないわ」
ドリスは、つらい経験から、それを学んでいた。
万事順調にいっているときに信じるには簡単だ。けれど、なにがあろうとも信じていてこそ、本当に<信じる>と言えるのだろう。

すごく説得力のある成功哲学が埋め込まれています。
この一文で、この小説の言わんとすることがすべて語られているのではないでしょうか。

サンタクロースの存在の是非を問うテーマが、人間の可能性、ひいては自分に秘められたパワーを信じることに繋がるというところに、いたく感動をしました。
この小説には、ビジネスや人生で成功するためのヒントが満載されています。
それを読み解けるようになったのが、私の今年の成長だった言えると自負しています。

私はタイトルと本の装丁に引かれて読み始めたのですが、この本は古典なんですね。映画が有名なんですよね。最近は舞台でも話題だそうで、多くの人に受け入れられるような、娯楽性もふんだんに盛り込まれた名作です。
しかし、面白いだけで終わる作品ではありません。
人の心に響くテーマをもっていることが、ロングセラーの要因なのでしょう。

最近、実は「成功おたく」というよりは「感動小説おたく」になりつつある自分を実感しています。

感動することで感性が研ぎ澄まされ、人生の豊かさを感じ取ることができるようになる。

この考え方が、私の読書の傾向を大きく変えつつあります。
成功ノウハウコレクターとしての「成功おたく」から脱皮し、真の幸福を目指す「成功者」として、来年は大きく飛躍します。
ますます、乞うご期待です!


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コメント

成功おたくさん、こんばんは。
この本、実は私もクリスマスの日に本屋さんで手にとったのですが、一冊しかなかった上に保存状態がよくなかったので購入しなかった本だったんです。(私もタイトルとカバーに妙にそそられたのですが・・・)

自宅のモデムが調子悪く、とんと更新出来ていませんが、来年もよろしくお願いいたします。成功者さんとそのまわりの方々に、よき事がなだれのごとく起こりますように。

投稿: HIDE | 2005年12月31日 (土) 19時28分

HIDEさん、お久しぶりです。

この手の本を読み始めたのは、実はHIDEさんのブログの影響が大なのです。
早速、コメントいただき本当に有り難いです。

来年も心がうるおう本を読み続けたいですね。
そして、ブログも書き続けましょう。
また、来年もよろしくお願いします。

投稿: 成功おたく | 2005年12月31日 (土) 20時51分

自分を信じると奇跡に近いことが起きるってぇのは、ほんとですね。
信じるって、素晴らしい事なんですね。

投稿: マッチ | 2006年1月 1日 (日) 08時52分

マッチさん、新年早々コメント有難うございます。

億を目指すマッチさんに負けずに、私も今年はやりますよ。
「成功おたく」だった「成功者」になりますよ。
今年もお付き合い、よろしくお願いします。

投稿: 成功おたく | 2006年1月 1日 (日) 14時53分

TBとコメントありがとうございました。存在するかしないか、ではなく、信じたから存在するのかな、なんて思っている今日この頃です。

投稿: Yasutaka | 2006年1月 1日 (日) 15時57分

あけましておめでとうございます。

TBとコメントありがとうございました。
「感動小説おたく」って、なんかいいですね(^^)
今年があなたにとって、いい年になりますように。
また、お邪魔します(^^)

投稿: Alice | 2006年1月 1日 (日) 21時19分

yasutakaさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

>存在するかしないか、ではなく、信じたから存在する

そうです。その通りです。
“信じた”から、見える。その通りですよね。
奇跡を信じる心が、人生をより豊かにするということでしょうか。

共感しました。
また、遊びに来てください。
それでは

投稿: 成功おたく | 2006年1月 3日 (火) 10時42分

Aliceさん、コメント&トラバ有難うございます。

「感動小説おたく」気に入っていただけました。
有難うございます。
ますます「感動する心」を大切にしていきます。

今年は良い年になりますよ。
良い年にすると決めたので。

Aliceさんも、是非、良い年にしてください。
それでは、また遊びに来てください。

投稿: 成功おたく | 2006年1月 3日 (火) 10時45分

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34丁目の奇跡 1994年アメリカ 監督/レス・メイフィールド  脚本/ジョージ・シートン ジョン・ヒューズ  出演者/リチャード・アッテンボロー エリザベス・パーキンス ディラン・マクダーモット マラ・ウィルソン J・T・ウォルシュ ロバート・プロスキー ジェームズ・レマー ジェーン・リーブス サイモン・ジョーンズ ウィリアム・ウィンダム  音楽/ブルース・ブロートン  原作/バレンタイン・デービス  撮影/ジュリオ・マカット ... [続きを読む]

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