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2005年9月 2日 (金)

チーズはどこへ消えた?

459403019Xスペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』

ミリオとネアさんのブログ「勇気ある選択」で紹介されているのを見て、久々に読んでみました。

なんか、新たな発見がいっぱいでした。
私がこの本を読んだのは、2001年の秋のことでした。あのアメリカでのテロ事件の直後でしたが、アメリカに研修旅行に行くことになっており、アメリカへ向かう機内でこの本を読んだのを記憶しています。

当時はサラリーマンでした。
ものすごく売れていたので、どんな内容かを知りたくて手にしたのですが、当時の感想は「なるほどね」というものでした。おそらく私は、この本の恩恵を受けなかった一人だと思います。
私は当時、あるステーキレストランチェーンに勤務していたのですが、帰国してみると、国内初の狂牛病感染牛が発見され、会社の業績がすごいことになっていました。まさに「売上げはどこへ消えた?」の状態だったのに、この本の教訓と自分の状況を重ね合わせて考えるということはしませんでした。

今だから思うのです。
「あれはシンクロニシティだったんだ!学びのチャンスだったのだ!」ということを。
しかし、世の中の変化に対して受身であり、否定的であった私にとっては、それは突然起きた不運な出来事にしか感じることができず、自分の行動を大きく変化させることはできませんでした。

昔話に終止してしまいそうなので、この本の内容に少し焦点を当てると、この本は、いろんな方がいろんな風に解釈して、教訓を得ることのできる名著だと思います。
私の今回の感想は、「ものごとはシンプルに考えるべし」です。
単純に考えれば、スムーズにうまく行くことも、複雑に考えすぎるがあまりになかなか進行しないということが多いということです。

「小人のヘムとホーも過去の経験から得た教訓と思考による方法をとっていたが、複雑な頭脳にたより、もっと高度な方法をつくりあげた。二人はうまくいったときもあったが、強力な人間の信念と感情がものの見方を鈍らせてしまうこともあった。そのため迷路の中で生きるのがいっそう複雑で難しいものになった。」

この一文には、ちょっとドキッとしました。
この本の中で最も印象的な言葉、「もし恐怖がなかったら何をするだろうか?」という質問の必要性も、この複雑に考えることから派生しているのでしょう。
単純な方法でうまくいくはずだという確信があれば、人は恐怖を感じることは少ない。複雑に考え、失敗を予測するから、恐怖が増大してしまうのです。変化を恐れることは、少ない情報の中で、ものごとを複雑に考えることから始まります。かといって、闇雲な勇気がいつでも良いとは限りません。(私はいつでも無謀な選択をする困り者ですが...。)
結局は、そのバランス感覚をどう身につけるのかが、一つの成功の秘訣ということになるのでしょう。

私の場合、サラリーマン時代に読んだときよりも今回、100倍以上の教訓を得ることができました。
変化に対して勇気がもてるかどうかは、自分の生き方に対しての責任を持てるかどうかだと思います。誰かに頼る依存した生き方をし、重大な決定事項はすべて他人任せにするスタンスの人間は、いつでも変化に対して臆病なのです。
自分の過去の姿を思い出すことにより、いろんな思いが湧きあがってきました。

昔読んだ本を読み返すということの意義を感じたひと時でした。
ミリオとネアさん、どうも有難うございました。

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コメント

せいさく0319と申します。
掲載されている日記を興味深く拝見させていただきました。事後の御連絡となりましたが、当方の記事にリンクをはらせていただき、日記を紹介させていただきました。

リンクをはらせていただいた件について、何か差しさわりがございましたら、その旨、御連絡ください。何分、ブログ初心者なもので、ご容赦ください。

また、よろしければ、今後とも、そちらのサイトを拝見させていただくつもりです。よろしくお願いいたします。

せいさく0319 
サイト名 気になるブログ10件
mail:noguchi0319@mail.goo.ne.jp 
http://plaza.rakuten.co.jp/kininaruburogu10/

投稿: せいさく0319 | 2005年9月 2日 (金) 15時16分

せいさく0319さん、はじめまして。
大変腰の低いコメント、有難うございます。

そんなに恐縮されなくても、こちらはトラバ、リンク、コメントなんでも歓迎です。
むしろ、毎日いろんなブログを見ていられる方の、眼にかなって、私のブログが紹介されるのは光栄なことです。

今後もよろしくお願いします。
それでは、また、コメントお待ちしてます。

投稿: 成功おたく | 2005年9月 2日 (金) 16時41分

こんばんわです☆ミリオとネアです!!

紹介して下さってありがとうございます。ほんとうにうれしく感動し、2人で鳥肌が立ちました。僕らはいまいち伝えるのが苦手で、僕らの言いたかった事等を成功オタクさんに伝えてもらいとても感激です。ほんとに成功オタク
さんは文章表現が上手でわかりやすく、いろいろと学ばせてもらえます。

 私達は成功オタクさんのブログを拝見し、いろんな本に興味を持ち読ませてもらいました。なので、今後たくさんの本を紹介させてもらう時がありますが、どうぞなにとぞよろしくお願いします!!

本当にありがとうございます!!

それではまた来ますのでよろしくお願いします♪

投稿: ミリオとネア | 2005年9月 2日 (金) 23時52分

ミリオとネアさん、おはようございます。

こちらこそ、有難うございます。
昔読んだ本を、読み返してみるって大切ですよね。
「以前読んだから、もういい」っていう考え方はもったいないな、と思いました。
人の成長に伴って、本の解釈も変わりますよね。
そんな気づきを頂きました。

これからもよろしくお願いします。
それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月 3日 (土) 06時28分

成功おたくさんまたお邪魔しました。
私も、この作品を読みましたが、スペンサージョンソンの作品はシンプルで、読みやすいですよね。短い文章に全ての内容を凝縮しており、繰り返し読むことによりより一層味が出る作品がありますね。
でも、私は「チーズはどこへ消えた?」より「プレゼント」の方が好きで、何度も読み直しました。また、「人生の贈り物」も書店に無かったのですが、もっと詳しく「プレゼント」を理解したくて取り寄せて読みました。
スペンサー作品は隙間時間で、読み返すのに手軽ですよね。

また、遊びに来てください。

投稿: mhpce | 2005年9月 4日 (日) 21時53分

はじめまして、mogumoguです。
トラックバックありがとうございます。
この本はページ数もそんなになくて、
読みやすいにもかかわらず、
重要なメッセージが多く含まれていると感じました。
何度も繰り返し読んでみようと思う本ですね。

成功おたくさんは、文章が上手ですね。
それに比べて僕のは、書評とは名ばかりで、
感想文といったほうがいいかもしれません。

また、お邪魔させていただきます。

投稿: mogumogu | 2005年9月 4日 (日) 22時47分

はじめまして。
TBありがとうございます。

私も、この本を初めて読んだのが4〜5年前。
成功おたくさんが書いてあるとおり、読む時々によって、感じ方、捉え方が違うものですね。
それは、自分自身の環境が変化している証拠だとも言えるでしょうし、それだけ成長したと言えるのかなぁとも思います。

ではでは、また遊びに来ま〜す。

投稿: yu | 2005年9月 5日 (月) 00時06分

mhpceさん、こんにちは。
コメント有難うございます。

スペンサー・ジョンソンは、『一分間マネジャー』とこの本でしか知りませんでした。
ご紹介の本、探してみます。
是非、チャレンジしてみたいと思います。
また、良い本があったら、教えてください。

それでは。

投稿: 成功おたく | 2005年9月 5日 (月) 15時42分

mogumoguさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

お褒めいただき、恐縮です。
最近、ちょっとお疲れ気味(心が...)で、書評をおろそかにしてますが、元気の出るコメントを頂戴し、本当に有り難く思います。
これからも、色々工夫して、書評を書いていこうと思います。

それでは、また是非、いらしてください。

投稿: 成功おたく | 2005年9月 5日 (月) 15時45分

yuさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

この本は、非常に簡単に読める本なんので、正直なところちょっと軽視してました。
しかし、今回読み返してみて、奥の深さに驚いています。
読むときの状況や心境で、本の評価って随分変わるものですよね。

また、お待ちしてます。それでは。

投稿: 成功おたく | 2005年9月 5日 (月) 15時48分

こんにちは、mhpceです。
先日の補足説明をしたいと思います。
「プレゼント」という作品と、「人生の贈り物 探し物は何ですか?」はスペンサージョンソンによる同一テーマの作品です。「人生~」を先に作品化し、年月が立ってよりシンプルな作品に仕上げなおしたのが「プレゼント」です。
私は、「プレゼント」を先に読み、あとがきで「人生~」について書かれてあり興味深くなって取り寄せて読んでみましたが、作品自体は同じですが、オグ作品の「この世で一番の奇蹟」の「神の覚書」をピックアップして作品にしたようなのが「プレゼント」です。
しかし、作品を全て読むと、題名の「プレゼント」という単語一つで、全てが語られていることがきっと、わかると思います。
短い作品なので是非読んでみてください。
PS 補足説明の割にはわかりにくい説明になってしまいましたね。すみません。(-_-;)

投稿: mhpce | 2005年9月 5日 (月) 20時14分

mhpceさん、コメント有難うございます。

mhpceさんの熱意が良く伝わってくるコメントです。。
『人生の贈物』の方は読んでみました。
きちんと読み込んだら書評を書いてみますね。

『プレゼント』の方も是非、読んでみたいと思います。
また、コメントくださいね。お待ちしてます。
それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月 6日 (火) 17時01分

はじめまして。
「自分らしくきらきら輝く方法」のwakabagouです。
TBどうもありがとうございました。
私もちょうど、知り合いのセラピストさんにご紹介いただいて、さっそく買いに走ったのですが、今の自分自身にちょうどタイムリーに響く部分が多かったです。

成功おたくさんもいろんな本を読まれていらっしゃるのですね。
また参考にさせていただいて、本屋チェックリストに加えたいと思います。
どうもありがとうございました。


投稿: wakabagou | 2005年9月26日 (月) 22時55分

wakabagouさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

人間って、悩んだ方がいいですね。
そういう時は、どんな本を読んでも「学び」がありますよね。
私はいつも悩んでいるので、常に本を読んでいます。どんな本からも「学び」を得られる自分の境遇に感謝しています。

また、是非、遊びに来てください。
それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月27日 (火) 11時26分

TBありがとうございます!!

起業されたのですね。いかがですか?
かくゆう私も7年前に起業して現在に至っております。今はさらに起業家育成支援プロジェクトに協力させていただいております。

もっと起業家が増えないとこの国も危ういです。これからのご活躍を楽しみにしております。

投稿: つげ | 2005年9月27日 (火) 13時52分

つげさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

起業したといっても、全然思うように言っておらず、かなり苦戦しています。
気持ちがふらふらするのが、難点です。
あきらめずに、がんばっていることだけが、誇りです。やり続けてれば、そのうち、なんとかなるだろうと楽観的に思っています。

今後とも、よろしくお願いします。
それでは、また遊びにきてください。

投稿: 成功おたく | 2005年9月27日 (火) 20時23分

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