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2005年9月 9日 (金)

ヤバい!怖い!トラブルだッ!

4894511681野元泰秀著『ヤバい!怖い!トラブルだッ! 会社とお店を守る最強の警察活用術』

タイトル通りの内容の本でした。

タイトル通りで悪いわけではないのですが、この本を手にした私の期待はおそらく別のところにあったような気がします。
野元泰秀さんの前著売れるチャンスは現場にあり』は、非常に面白い、わかりやすい内容でした。元刑事という異色の経歴を持つ、経営コンサルタントならではの視点で、売上げ不振のスーパーマーケットを立て直していくという内容ですが、企画と文章の面白さを楽しんでいるうちに、野元さんが主張する商売の原点を見詰め直すベーシックなノウハウを受け入れている自分がいました。

私はこの本に実は、「やばい!怖い!トラブルだ!」と思うような事態を、どう商売に結びつけていくのかというような内容を期待していたのだと思います。しかしながら、この本にはトラブルをどう商売繁盛に繋げて考えていくかという、論理展開はありませんでした。(よく考えてみれば、その展開はちょっと無理のある強引な感じですね...。)
困った事態に陥っている人に、こうやったら解決しますよということを教えてくれる、非常に親切なノウハウ本でした。

私の場合、飲食店の経験が長く、数々のトラブルをこなしてきた関係で、警察やちょっと危ない方たちとのお付き合いの仕方をたくさん体験的に学習させて頂いているため、この本に書かれている内容は、ほとんどわかっていました。
しかし、よく考えてみるとこういうノウハウが書いてある本というのは無かったかもしれません。あったとしても、非常に事務的なもので、楽しんで読めるものでは無いと思います。そういう意味で、この本は、突然見舞われるトラブル発生の時のために、常備しておいた方がいい本だと思います。

この本から、商売繁盛のヒントをもらおうという私の魂胆は果たせなかったのですが、一つ大きな気づきがありました。

それは、「人に助けを求めるためには、前提が必要だ」ということです。

いくつかポイントがありましたが、印象に残ったものをいくつか上げると、まずは何より常識的な態度ですね。当たり前のことだと思うのですが、人にモノを頼めない人っていますよね。(私もそうかもしれませんが...。)
とにかく無礼な態度は禁物。そんなことでは、他人に助けを依頼することはできませんよね。

そして、「自分が困っているということをきちんと伝えること」
求めている結果の状態をきちんと伝え、協力要請することですね。「とにかくなんとかして欲しい」という姿勢では、誰も快く手助けをしてくれないということです。あくまで、問題解決をするのは自分であって、問題を丸投げするようではいけません。

あと、「オープンであること」
自分の今までの対処や対応で間違いがあったから、自分ひとりでは解決できなくなっていることをきちんと認識し、自分の過ちも含めて、真実の状態を伝えること。「自分は悪くない、すべて不運な出来事が重なってしまったのだ」と思っているうちは、誰も救いの手は差し伸べてくれないでしょう。
また、やるべきことをきちんとやっていない、というのも自分がオープンになれない要因ですから、相談する前に自分がやるべきことはやっておくこと。これも大きなポイントだと思います。

ジョー・タイの『天使になった男』では、人に助けを求めるということが一つテーマになっていました。この本を読みながら、そのことを思い出しました。
野元さんは、警察は困っている人を助けるために存在している機関であるから、どんどん相談しましょう、と言っています。しかし、単に困ったから相談するというスタンスでは、問題が解決しないときが多いですよ、とも教えてくれています。
困った人が、解決の意思をどれだけ固く持っているのか、これによって警察の対応も違ってくるということでしょう。

普段、誠実な心で生きているからこそ、不測の事態の時にも協力者が現れる。これがやっぱり結論ですね。
警察には、やっかいになりたくない。当たり前のことですが、困ったときに警察にもきちんと協力してもらえる人間であれということですね。(「道徳」の時間のような結論で、お粗末でした...。)

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コメント

TBありがとうございます。
この本読むと、警察が身近に感じられるようにもなりました。

投稿: 波浪砂論晴男@Hello!Salon!Hello! | 2005年9月 9日 (金) 07時12分

波浪砂論晴男さん、はじめまして。
コメント有難うございます。

そうですね、警察が怖くない感じになりますよね。
それだけでトラブルが解決するような気になりますので、そういう意味でも、この本を価値ある本だと思います。

それでは、またお立ち寄りください。

投稿: 成功おたく | 2005年9月10日 (土) 05時01分

ご無沙汰しておりました。

この本、買っていたのですが、読んでいませんでした。
良い機会なので、今週中に読んでみます。

ありがとうございました。

投稿: てつ | 2005年9月14日 (水) 17時52分

てつさん、お久しぶりです。

この本は、成功系の本ではないですが、ビジネスには役に立つと思います。
感動は少ないと思いますが、是非、読んでみてください。

コメント有難うございました。
それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月15日 (木) 07時50分

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