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2005年8月16日 (火)

青空のむこう

4763002112アレックス・シアラー著『青空のむこう』

事前情報があって読んだ本ではありません。

オグ・マンディーノの『きっと飛べると信じてた』に装丁が非常に似ていたことと、帯に『十二番目の天使』をしのぐ感動の物語と書いてあったのに惹かれて、手にした本です。
ある意味、オグ・マンディーノが私に引き寄せた本だと言えます。

私の中での、最近のテーマは「自分らしさ」「本当の自分」「生きる使命」といったところです。自分でそういうテーマの本を探しているわけではないのですが、そういうテーマの本が私のもとに雪崩のように引き寄せられてくるのです。
このブログの最近の傾向を見ていただければ明らかだと思いますが、この発見が私にとっての今の「生きる命題」なのだと思います。

この本は、まさにそのテーマに即した本でした。

突然の事故で死んでしまった少年ハリーのお話です。死後の世界と死んだ人間の気持ちが少年の視点でロマンチックに、そして愉快に語られていきます。最終的には、心残りを解消し、平安な心のもとに輪廻転生に向かうというストーリーです。
死後の世界の話なので、すべて仮説が前提のお話ですが、仏教のもつ感覚と非常に近い宗教観で書かれていますので、日本人には受け入れやすい内容だと思います。

『十二番目の天使』ほどの感動はありません。しかし、複雑な気分になります。
生きているということが、どれほど貴重なことであるかと再認識します。
私が真っ先に考えたのが、自分の葬式のシーンです。自分の葬式の場面を思い描き、そこから自分の人生の目的、生きる使命を発見するという考え方は、自己啓発の本でよく語られていることです。しかし、現実的にこのシーンを思い浮かべることは、結構難しいと思います。カッコのいいこと、体裁のいいことばかりを思い浮かべてしまうのです。

この本は、少年の視点で書かれているため、口調が非常に軽く、読む人の気持ちを和らげる効果があるようです。その分、体裁ではなく本音で自分の生と死というものに向き合えるような気がします。

生きているということが非常に貴重なことであり、一日一日を無駄にしてはいけないという気持ちに素直になれる本です。そのぶん、生きている間に何を成し遂げるべきなのかという「自己の命題」に思考がスムーズに発展していけます。

重いテーマを軽い口調で、そして、さわやかに展開する著者の技量に感心しました。

もちろん、成功哲学の本ではありませんが、自分の内面を見つめるためのきっかけをくれる良書だと思います。




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コメント

こんにちは。私もそっくりなので気にはなっているのですが、まだ読んでません(^^;

せっかくなので、読んでみようと思います。
ありがとうございました。

投稿: HIDE | 2005年8月17日 (水) 14時13分

HIDEさん、こんばんは。
毎度、有難うございます。

『きっと飛べると信じてた』とは、ちょっと傾向が違いますが、よい本だと思います。
ビジネス的成功法則本ではまったくありませんが、読む価値はあると思います。
一度チャレンジしてみてください。

それえは、また。

投稿: 成功おたく | 2005年8月17日 (水) 23時19分

おはようございます。読み終わりましたので、ご報告がてらTBさせて頂きました。
ありがとうございました。

投稿: HIDE | 2005年8月28日 (日) 07時08分

HIDEさん、おはようございます。
いつも有難うございます。

ブログ拝見しました。
いつも深い洞察で感心します。
私も見習い読書力を高めていきます。

それでは、またお待ちしています。

投稿: 成功おたく | 2005年8月28日 (日) 10時45分

はじめまして。TBありがとうございます。

『青空のむこう』の装丁は確かにオグ・マンディーノにそっくりですよね。内容も劣らずにいい作品だと思います。
アレックス・シアラーの他の作品も素敵なものが多いので、お暇がありましたら挑戦してみてください。『13ヶ月と13週と13日と満月の夜』なんかは「高齢者」がテーマなのでこれからのことや自分を見つめるきっかけを与えてくれると思います。

投稿: Towa | 2005年9月24日 (土) 17時14分

Towaさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

アレックス・シアラーの本は、まだこれしか読んでいません。『青空のむこう』は大変、気に入りましたので、他の本も読んでみようと思っています。
お奨めの本、是非、読んでみたいと思います。

また遊びにいらしてください。お奨めの本などあれば教えてください。それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月25日 (日) 06時29分

たまたま人から借りて読んだのですが、一気に読んでしまいました。ハリーの切ない思い…やっぱり、生きる事の意味を考えちゃいましたね。

投稿: ぱんだ | 2005年9月25日 (日) 15時44分

ぱんださん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

この本は、「生きている」ということの奇跡を思い出させてくれる素晴らしい作品ですよね。
読後の素直な気持ちは忘れずにいたいですね。

また、遊びに来てください。
それでは

投稿: 成功おたく | 2005年9月26日 (月) 07時04分

はじめまして。
いろいろ事情がありまして、TBのお礼をしていませんでした。TBありがとうございます。

ここのブログはすごく良いですね。自分も見習いたいです。

これからもよろしくお願いします。

投稿: forest | 2006年1月 5日 (木) 19時12分

forestさん、はじめまして。
コメント有難うございます。

ブログをお褒めいただき恐縮です。
最近は、以前読んだ本を読み返しているため書評が更新できなくなっています。

また、新鮮な情報を引っさげて復活しますので、そのときまで少しお時間をいただければ幸いです。
なるべく早く、復活したします。

投稿: 成功おたく | 2006年1月 7日 (土) 08時26分

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