« 他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい | トップページ | 1分間品質管理 »

2005年7月14日 (木)

人生はドロ沼の戦い、ではない

スチュワート・ワイルド著『人生はドロ沼の戦い、ではない 』

この本は絶版でしたね。どこを探しても写真がありませんし、売ってません。
ここで、「ものすごーくいい本です」と紹介すると読みたくて、うずうずする人がたくさん出て楽しいかなとも思いますが、正直に言います。

解釈の難しい本です。(私には)

成功本ではありません。癒しの本だと思います。
周囲の評価を気にするあまりに、本当の自分を見失っていませんか?という内容の本です。語り口が非常に軽やかで、皮肉たっぷりな部分があるので、どこかおちょくられているような気持ちになり、いらいらしながらも結論が知りたくて読み進めてしまいます。
周囲の評価にとらわれるあまりに間違った努力(著者は「誤努力」といっています)に多くの時間とパワーを使っていませんか?としつこく質問してきます。これがテーマです。

確かに、思い当たる節が多々あります。なかなか成功できないのは、その出発点に問題があるのだという厳しい指摘です。自分が目指している目標は、本当に自分が達成する価値のあることだと認めていることなのかどうか。周囲の目を気にした世間体のいい目標を掲げ、それに対して努力し続けている自分を目指していないかと警告しています。パワーを出し切れないのは目標に問題があるからだということです。本当の自分、本当になりたい自分を発見する以前に短絡的に行動してしまう人たちを「愚か者」と言い、絶対に成功しない人たちと言い切っています。
私の場合、これと同じ考え方をリチャード・H・モリタ氏の著書で確認しているので、さほどショックは受けませんでしたが、準備なしで思い切った行動を開始した人たちにはかなりつらい指摘であるような気がします。

著者の意図するところは実はそうではなく、間違った目標に対して努力をし続け、結果が出ないことを悩み続けるようなドロ沼の戦いから一日も早く抜け出し、きちんと努力が報われるようなすがすがしい人生を歩みましょう。と言っているのですが、どうも私には「お前の努力は無駄なんだ。どんなに努力しても報われない。」と言われている気がしてなりませんでした。(成功おたくの被害者意識ですかね)
この辺の誤解を生むテーマがこの本を絶版に追いやった原因なのでしょうか。
この本の内容に救われる人も多いとは思いますが...

応援有難うございます。人気ブログランキング

今日も応援感謝します。ブログ村ビジネスランキング

 

|

« 他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい | トップページ | 1分間品質管理 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生はドロ沼の戦い、ではない:

« 他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい | トップページ | 1分間品質管理 »