自分らしく成功する6つのレッスン
リチャード・H・モリタ著『自分らしく成功する6つのレッスン―自分の中の天才を見つける技術』
本当に似たような本ばかりでスミマセン。
私はこの手の本が本当に好きなんです。この本も億万長者が教えを授ける小説仕立ての成功法則本です。
この著者は有名な人みたいですね。私は読んでいませんが、確か『ザ・レター』とか『リアル・サクセス』とかいう、いかにもという感じの成功法則本を沢山書いている人だと記憶してます。
私が探してでもこの人の本を読まないということは、この本は今一つだということかな?
確かに、マーク・フィッシャー『成功の掟』と似てはいますが、それほどの切れがないと言うか鮮烈さを感じない部分はありますね。杉崎仁志『意識が変わればあなたも億万長者』ほどの胡散臭さがあれば、恐いもの見たさで他の本も読んでしまうかもしれませんが、それほどの毒っけもないというのが素直な感想ですかね。
しかし、成功法則初心者には結構鮮烈かもしれません。
「これから先も、その成功ノウハウを実践して成功できると思うかね?」
このメンターの一言はドキッとするはずです。これで頭の中はその疑問で一杯になります。「願えば必ず達成される」みたいな潜在意識最大活用の成功哲学にいきなり疑問を投げかけてくれます。
「そんなこと言っちゃ、ダメだって。タブーだよ。みんな心の底では少し疑問を持っているんだから。」
信じないと成功できないよ。という成功法則崇拝者の言葉が聞こえてきて混乱します。信念の弱い方はここで、ぐらぐらするはずです。
この本では、成功の根本は自分探しにあると言ってます。
本当の自分を知らずに、世間体を考えた目標を設定しても、決してあきらめることのない目標にはならないということです。
確かに本当の自分を知り、自分が絶対に達成したいと思う目標を設定しなければ、真の成功がおとずれることはないと思います。だから、読みすすめるうちに「本当の自分は?」ということを真剣に考えてしまうのですが、真の成功おたくは、それでも世間体の良い目標を日夜唱えてしまうのです。
この本を読むと、願望や目標を日夜、潜在意識にすりこませるために時間を割くのがばかばかしくなりますが、これぐらいでくじけるようでは成功法則本を読見続ける資格はありません。
ちょっと今日は支離滅裂になってしまいましたが、まあ、とにかく
信じる者は救われる!
といいな。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント