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2005年6月15日 (水)

成功曲線を描こう

4870781204石原明著『成功曲線を描こう―「みる夢」から「かなえる夢」へ』

すごくいい本だと思います。この本は石原さんの著作の中でもかなり初期のものです。『気絶するほど儲かる絶対法則』『営業マンは断ることを覚えなさい』のような最近の石原さんの著作に比べるとかなりオーソドックスで、非常識系成功法則を期待する方には物足りない内容かもしれませんが、私はその誠実さと論理性に心を打たれています。

他の成功本と同じく、潜在意識や右脳活用の重要性を説き、目標は紙に書けなどの手法を唱えていますが、論理がスムーズで胡散臭さを微塵も感じません。むしろ誠実な語り口と説得力のある具体例のおかげでどんどん引き込まれていきます。

石原さんの教えの骨格は「成功曲線」というものの存在を知り、最初はうまくいかなくても粘り強く頑張ること。そして「行動すれば次の現実」が開けることを認識して、成果が出ないと予測したことでも少しの可能性を信じて、思いついたことを確実に行動に移すこと。の2点です。すごく身にしみます。
そして行動を起こすときの発想が、「ねばならない」だと左脳中心思考になり、「したい!」になれば右脳中心思考になるという説明がわかりやすく、右脳を効果的に使うためのコツを簡単に解説してくれています。

この教え、多くの人たちに有効な教えだと思いますが、特に起業家の人に心強い教訓です。
私が実感していることですが、事業は立ち上げた直後は非常につらい。初めから思った通りの売上を上げることのできる事業はまれです。その時、起業家は必ず自信喪失の危機に直面します。起業初体験の人なら必須でしょう。そうなった時には不安と恐怖から、金縛り状態に陥るのです。そして、自信喪失した人間にとって行動することは全てが「ねばならない」になってしまいまうのです。これがつらい。本当につらい。(私は今、まさにその状態かも知れない...)
これを乗り切るために、「成功曲線」を信じること「行動すれば次の現実」が開けることを認識することが絶対に必要なのです。

成功とはこのつらい現実を乗り越えて、手に入れるものだと信じています。
成功法則という言葉に胡散臭さを感じている方におすすめしたい一冊ですね。

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