なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?
ジョン・キャパス著『なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?』
本のタイトルと「プラス思考は失敗する!」という帯のコピーにひかれ、読まざるを得ない状態に追い込まれました。
この本の出版者はフォレスト出版という会社ですが、本のタイトルのつけ方が非常に悩ましい出版社です。フォレスト出版の話になるとちょっとうるさいのですが、起業を志す人たちには非常に人気のある会社です。
もともと中小企業の経営者にターゲットを絞った本を出版する会社ですが、最近は成功本をどんどん出版しています。若い会社だと思いますが、非常に勢いのある出版社だと思います。(神田昌典ブームを起こした会社ですから、知らない人はいなかったですね...)
とにかくフォレスト出版の本は、成功本大好き人間の感情を揺さぶるタイトルの本が目白押しであることは間違いありません。
ところでこの本ですが、非常にオーソドックスな自己啓発書だと思います。
「潜在意識」にフォーカスしていますので、成功おたくの私には垂涎の内容です。「買ってよかった、読んでよかった!」と心から思っています。
自分がなかなか成功できない要因を過去の自分の思考方法に求めることは、決して新しいコンセプトではないし、現在の自分をきちんと認めて前向きに生きていくという考え方もよく聞く教えです。しかし、ここに紹介されている「メンタルバンク・コンセプト」は非常に簡単な習慣であることが特徴です。自分の潜在意識を確実にプラス思考に変えてくれるような気がします(ちょっと自信ないかも...)。
私はこの本に昨年の9月に出会っており、すぐに「メンタルバンク・シート」の記入を始めました。しかも、半年以上これを続けています。正直言って私が目指す成功はまだまだ達成されていないので、この本の効果は未知数ですが、いろいろなことがあってもくじけずにやっていけているのは、まさにこの習慣のおかげであると確信しています。
あー、また自己陶酔してしまった。とにかく、私はこの習慣を続けているので、成功の途上にあると言えるのです。(あー、気持ちイイ!)
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