成功の掟Ⅱ
マーク・フィッシャー著『ミリオネアの秘密―成功の掟〈第2章〉』
再びマーク・フィッシャーです。
この本は本当にスゴイんですよ。『成功の掟』の感動を再びと期待して読みましたが、期待以上の内容に読後しばらく動けないくらいでした。何がスゴイかを表現するのが、このブログの意義なんですが、とにかく読んでくださいと言いたいです。
現在のところ、私の一番のお気に入りです。
何故、普通の人がなかなか成功できないのかということがはっきりと分かります。そして、私の場合はいかに成功しない思考法をしていたかということを思い知り、頭を打たれたような衝撃が走りました。
「何かを得るためには何かを犠牲にすること」
この言葉にこの本の全てが集約されていると思います。自分の真の願望に照準を合わせて集中すること。そして本当に集中するとはどういうことなのか。これに対する明確な答えを得ることができます。
しかしこの本、私は恐ろしく感動しましたが、成功本に慣れていない人が読んだらつまらない本なんでしょうね。
主人公ジョンのメンターであるミリオネアの発言と行動はおそろしく現実離れしており、お話としては非常にチンケだと思います。特に瞑想をしているジョンの前に突然ライオンが現れるシーンやジョンが不治の病になった原因とか、「それはないだろう」というシナリオは数えたらキリがありません。しかし実はこの極端な現実離れの数々が著者の主張をより強く印象付けているのです。これくらい極端な比喩で物事を語られれば潜在意識に確実に刻み込まれます。
この本のすべての仕掛けが読み手の成功を真に願っているものだと分かった瞬間に、この本は一生手放すことのできないメンター本になること間違いありません。
絶対におすすめです。そして、この本に感動できるようになれば、確実にあなたも成功法則の何たるかを理解していることでしょう!(こういう物語に興奮しているのが楽しくて楽しくて、成功おたくはやめられません!)
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